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自宅サーバーのためのPerlセットアップ

Perlは、CGIとしてWebサーバー上で動くスクリプト言語です。文字列処理に優れたインタープリタ型の言語で、掲示板などの動的なコンテンツを作るのに最も利用されています。Perlの魅力はこちらにまとめました。>> CGIとは

Perlを使うには、Webサーバー(HTTPデーモン)* が必要です。
ここでは無料で使えて高いシェアを誇るApache(アパッチ)上でPerlを使うための手順を解説します。まずはお使いのコンピューターにApacheをインストールしてください。>> Apacheのインストール方法

  1. Perlのダウンロード
  2. Perlのインストール
  3. CGIを使うためのApacheの設定変更
  4. CGIの動作確認

※ Windows 98 / Me / NT / 2000 / XP 共通です。
 画面は Windows XP で解説しています。

 

Perlのダウンロード

まずはPerlを入手します。
ここでは、カナダの Active State Tool 社が制作したWindows上で動作するPerlインタープリタ「Active Perl」を使います。誰でも無料で入手/利用できます。

 

 

* WEBサーバー
ウェブ機能を提供するソフトウェアです。WWWサーバーやHTTPサーバー(またはデーモン)と呼ばれることもあります。PHPやCGIの開発をするなら、ローカル環境で動作を確認するために、WEBサーバーをパソコンにインストールしておく必要があります。このサイトはその方法を解説しています。

Active Perl

以下のサイトにアクセスします。

http://www.activestate.net/

右下にあるメニューから「Active Perl」のダウンロード(download)のページに入ります。
Registerフォームが表示されますが、これは空欄でも構いません。最新情報の通知を希望する場合は名前とメールアドレスを入力し、「Next」ボタンを押します。

「Windows」のコーナーから MSI形式 * をダウンロードしてください。

このサイトは英語ですが、こちらで無理やり日本語にできます。

ActivePerlを手に入れたら、インストールを行ないます。

 

 

Perlのインストール

ActivePerlのファイル名は、以下のようになっています。

ActivePerl-バージョン.ビルド番号-MSWin32-x86.msi

ここでは、私がインストールした時点(03年05月04日 現在)の最新版 5.6.1、ビルド番号 635 を使って解説しています。ビルド番号は細かい修正が行なわれる度に上がっていきます。

ActivePerl

ダウンロードしたファイルをダブルクリックします。
「Windows Installer」が起ち上がります。

 

 

* Windows用のActivePerlは、MSI形式で配布されています。
これは「Windows Installer」でインストールできる形式のものです。

Win 95/98/NT の場合は、 マイクロソフトのサイトから「Windows Installer」というツールを別途入手してください。
Win 95/98用 | Win NT用

Windows Installer は、C:\Windows\system32 内に 「msiexec.exe」という名前で存在します。

Windows Installer

[ Next > ]をクリックします。

License Agreement

使用許諾事項が表示されます。内容をよく読み、
同意する( I accept 〜)を選んで、[ Next > ]をクリックします。

Custom Setup

インストールする内容です。
ここでは標準のまま C:\Perl\ にインストールします。

自動更新機能

ActivePerlの内容を自動的に最新の情報に更新する機能です。
好みに応じてチェックします。

オプション選択

上の2つにチェックを入れます。
コマンドサーチパスが追加され、実行の際にパス指定が要りません。
[ Next > ]をクリックします。

準備完了

インストールの準備ができました。
[ Install ]をクリックします。

インストール中

割と時間がかかります。余計なことはしないほうが無難です。

インストール完了

インストールが完了しました。
[ Finish ]をクリックして終了します。

コンピューターを再起動してください。

 

CGIを使うためのApacheの設定変更

Apache上でCGIを使うには、設定ファイルの書き換えが必要です。
以下の手順で設定を変更してください。

Apacheの「httpd.conf」をテキストエディタ(秀丸やメモ帳など)で開きます。
標準のインストールなら、「C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf」
の中にあります。

以下の該当する箇所を探して、適宜編集してください。
カッコの中は、Apache 1.3.27 での該当箇所の行番号です。

 

 

 

もしまだApacheをインストールしていないなら、以下の作業に進む前にApacheのインストールを行なってください。

「ScriptAlias」の行で、CGIを置く場所を指定します。(611)

ScriptAlias /cgi-bin/ "ローカルパス"

その数行下の「<Directory "〜">」の部分も書き替えます。(618)

<Directory "ローカルパス">

ローカルパスは、自分のパソコンの中の実際のパスで指定します。
ここで指定したフォルダ以下でのみCGIが動作します。標準のままなら、
C:\Program Files\Apache Group\Apache\cgi-bin の中に置いたファイルが
http://ホストネーム/cgi-bin/〜 で実行できます。

 

CGIの実行を許可します。
「To use CGI scripts:」の下のコメントアウト(#)を外します。(828)
必要に応じて「.pl」を付け加えます。

AddHandler cgi-script .cgi .pl

 

拡張子とPerlを関連付けます。
.cgi のつくファイルがアクセスされた時に、CGIとして処理させる設定です。

「<IfModule mod_mime.c>」の下の「AddType」が並んでいる部分に
次の二行を書き加えます。(817)

AddType application/x-httpd-cgi .cgi
AddType application/x-httpd-cgi .pl

 

ディレクトリインデックスにCGIを登録します。
ファイル名を省略してアクセスした時に、Apacheが「index.cgi」を探しに行きます。

「DirectoryIndex」という行に「index.cgi」を追加します。(386)

DirectoryIndex index.html index.cgi

 

これで設定は完了です。ファイルを保存して、Apacheを再起動してください。
(再起動はスタートメニューのApacheから「Restart」でできます。)

スタートメニュー

これ以後、ブラウザでアクセスしたcgi拡張子のファイルがCGIとして動作します。

 

CGIの動作確認

以下の方法で動作を確認します。

Apacheの「C:\Program Files\Apache Group\Apache\cgi-bin」フォルダに
「printenv.pl」というPerlファイルがあると思います。(標準インストールの場合)
これは環境変数を表示するスクリプトです。これを使って動作テストします。

printenv.pl をテキストエディタで開いてください。
一行目で、Perlのパスを指定します。
ActivePerl を標準で C:\Perl\ にインストールした場合、

#!C:/Perl/bin/perl

に書き替えて、上書き保存します。

ブラウザを起ち上げて、「http://127.0.0.1/cgi-bin/printenv.pl」を表示させます。

ごちゃごちゃと設定内容が表示されればOkです。
(これがあなたのサーバーの環境変数です。)

もしファイルが実行されずに開いてしまう場合、
六行目の「print "Content-type: text/plain\n\n";」を、
plain → html に書き替えて、
十一行目の「\n」の前に「<BR>」を追加します。
これで再度アクセスしてみてください。

代わりに「Hello CGI」を作ってもOkです。面倒なら、
ここを左クリックして保存し、「hello.cgi」に名前を変えてください。
うまくいくとこうなります。

 

 
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