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自宅サーバーのためのPHPセットアップ

PHPは、Webサーバー上で動くスクリプト言語(エンジン)です。非常に高速で多機能なインタープリタ型の言語で、簡単に動的なコンテンツを作ることができます。PHPの魅力はこちらにまとめました。>> PHPとは

PHPを使うには、Webサーバー(HTTPデーモン)* が必要です。
ここでは無料で使えて高いシェアを誇るApache(アパッチ)上でPHPを使うための手順を解説します。まずはお使いのコンピューターにApacheをインストールしてください。>> Apacheのインストール方法

  1. PHPのダウンロード
  2. PHPのインストール
  3. PHPの設定変更
  4. PHPを使うためのApacheの設定変更
  5. 動作の確認

※ Windows 98 / Me / NT / 2000 / XP 共通です。
 画面は Windows XP で解説しています。

 

PHPのダウンロード

まずはPHPを入手します。
PHPはオープンソースのスクリプト言語なので、誰でも無料で入手/利用できます。

 

 

* WEBサーバー
ウェブ機能を提供するソフトウェアです。WWWサーバーやHTTPサーバー(またはデーモン)と呼ばれることもあります。PHPやCGIの開発をするなら、ローカル環境で動作を確認するために、WEBサーバーをパソコンにインストールしておく必要があります。このサイトはその方法を解説しています。

php

以下のサイトにアクセスします。

http://www.php.net/

上部にあるメニューからダウンロード(download)のページに行き、「Windows Binaries」のコーナーから Zip package をダウンロードします。

ファイル名は、以下のようになっています。

php-バージョン-Win32.zip

PHPを手に入れたら、
インストールを行ないます。

 

PHPのインストール

ここでは C:\php\ にインストールします。
あらかじめCドライブ(C:\)に「php」(半角小文字)というフォルダを作っておきます。

ダウンロードしたファイルはZIP形式で圧縮されているので、解凍ソフトでアーカイブを展開します。

PHP アーカイブ

展開すると「php-バージョン-Win32」というフォルダができます。
この中身をすべて C:\php\ へ移します。中は以下のようになります。

PHP フォルダ

次に、DLLをシステムフォルダにコピーします。

php4ts.dllC:\php フォルダにある「php4ts.dll」を「C:\WINDOWS」または「C:\WINDOWS\system32」(Windows XP の場合)の中へコピーします。

dllsC:\php\dlls フォルダにあるDLLをすべて「C:\WINDOWS」または「C:\WINDOWS\system32」(Windows XP の場合)の中へコピーします。

php.ini最後に、C:\php フォルダにある「php.ini-dist」を「C:\WINDOWS」の中へコピーし、名前を「php.ini」に変えます。

以上でPHPのインストールは完了です。
続いてPHPを利用するためのApacheの設定をします。

 

 

 

ここでは、私がインストールした時点(03年05月02日 現在)の最新版 4.3.1 を使って解説しています。

セキュリティの観点から、常に最新版を利用することをおすすめします。

PHPの設定変更

PHPを使うための設定を行ないます。

php.ini「C:\WINDOWS」にある(インストールで移した)「php.ini」をテキストエディタ(秀丸やメモ帳など)で開きます。

以下の通り内容を編集してください。

カッコの中は、PHP 4.3.1 での該当箇所の行番号です。

 

 

「register_globals」という部分を探し、設定が「off」になっていない場合は
修正します。(355)

register_globals = Off

「magic_quotes_gpc」という部分を探し、設定を「off」にします。(372)

magic_quotes_gpc = Off

「extension_dir」という部分を探し、「C:/php/extensions/」に変更します。(423)

extension_dir = C:/php/extensions/

「extension=php_mbstring.dll」という部分を探し、
先頭のコメントアウト(;)を外します。(545)

extension=php_mbstring.dll

[mbstring]」という部分を探し、以下のように編集します。(1017)
まずは次の行に「output_handler = mb_output_handler」という一行を追加し、
以降の行のコメントアウト(;)を適宜削除してください。

[mbstring]
output_handler = mb_output_handler
mbstring.internal_encoding = EUC-JP
mbstring.http_input = auto
mbstring.http_output = SJIS
;mbstring.encoding_translation = Off
mbstring.detect_order = auto
mbstring.substitute_character = none;

 

そのほかのモジュールの設定を行ないます。

[mail function]」の部分でメール送信に関する設定をします。

[mail function]

SMTP = サーバーのアドレス
sendmail_from = メール差出人のアドレス

 

上書き保存して、終了します。

 

PHPを使うためのApacheの設定変更

Apache上でPHPを使うには、設定ファイルの書き換えが必要です。
以下の手順で設定を変更してください。

Apacheの「httpd.conf」をテキストエディタ(秀丸やメモ帳など)で開きます。
標準のインストールなら、「C:\Program Files\Apache Group\Apache\conf」
の中にあります。

以下の該当する箇所を探して、この通りに編集してください。
カッコの中は、Apache 1.3.27 での該当箇所の行番号です。

 

 

 

もしまだApacheをインストールしていないなら、以下の作業に進む前にApacheのインストールを行なってください。

ApacheにPHPモジュールを組み込みます。

「LoadModule」が並んでいる部分の末尾に次の一行を書き加えます。(194)

LoadModule php4_module C:/php/sapi/php4apache.dll

「AddModule」が並んでいる部分の末尾に次の一行を書き加えます。(241)

AddModule mod_php4.c

 

拡張子とPHPを関連付けます。
.php のつくファイルがアクセスされた時に、PHPとして処理させる設定です。

「<IfModule mod_mime.c>」の下の「AddType」が並んでいる部分に
次の二行を書き加えます。(817)

AddType application/x-httpd-php .php
AddType application/x-httpd-php-source .phps

 

ディレクトリインデックスにPHPを登録します。
ファイル名を省略してアクセスした時に、Apacheが「index.php」を探しに行きます。

「DirectoryIndex」という行に「index.php」を追加します。(386)

DirectoryIndex index.html index.php

これで設定は完了です。ファイルを保存して、Apacheを再起動してください。
(再起動はスタートメニューのApacheから「Restart」でできます。)

スタートメニュー

これ以後、ブラウザでアクセスしたphp拡張子のファイルがPHPとして動作します。

 

動作の確認

Apacheで正常にPHPが動くか確認します。

テキストエディタで、以下の一行だけのPHPスクリプトを打ちます。

<? phpinfo(); ?>

Apacheフォルダの「C:\Program Files\Apache Group\Apache\htdocs」
の中に、「test.php」として保存します。(標準のインストールの場合)

ブラウザを起ち上げ、「http://localhost/test.php」にアクセスしてみて、
以下のような画面が表示されれば、正常に動作しています。

 

 

ここだけのお話…。
左のスクリプトを、エイプリルフールに動かすと…。
興味があれば、パソコンの時計を変えて見てみてください。PHPのロゴに注目です。

PHP info

 

 
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